β版 車のセッティングとコーナリング 実車兼DirT Rally2.0他

β版 車のチューニングとコーナー 実車兼DirT Rally2.0 BLOG
β版 車のチューニングとコーナー 実車兼DirT Rally2.0

アライメント(ホイールアライメント)

アライメント(ホイールアライメント)

アライメント=ホイールの整列具合

出典: kit-service.com

トーイン角度(車上から見たタイヤの角度)

  • 基本:前0度、後0度
    キャンバー角がネガティブの際、±0へ補修のためアウトへ付ける場合もある
  • キャンバー角がネガティブの際、走行抵抗が大きくなりストレートでの速度が落ちる。

トーインあくまでも目安

  • フロント45分以内
  • リア1度以内

キャンバー角の設定

キャンバー角車の正面から見たタイヤの傾き

ニュートラルキャンバー

  • 角度がついてない
  • デフォルト

ネガティブキャンバー

  • タイヤが「ハ」の字になってる
  • ドリフトがしやすい
  • コーナーでのグリップ力増加で曲がりやすい
  • カーブが多いコースではタイヤの外側だけが減るのを防ぐ
出典:motor-fan.jp

ポジティブキャンバー

  • タイヤが「V」の字になってる
  • ハンドルが軽くなる(パワステ存在で効果が空気)
  • コーナーが曲がりにくい
豆知識

積載荷重が大きくなるとサスペンションの構造やたわみの影響によってネガキャンになるのでポジティブ寄りで調整

低速中速コーナーポジティブ寄り
高速コーナーネガティブ寄り

ブレーキ

ブレーキバイアス

制動力を前7:後3のバランスにするための調整

  • グリップを保つ(ブレーキバランス 基準値6:4-7:3 )
  • トラクションを引き出す
    サス/荷重が前へ行くのでリアの接地面を確保するのにフロント強め

その他、臨機応変に自分のスタイルにあう設定へ。

ブレーキバイアス効果使用例
フロントを強くアンダーステアFR、天候や路面、コーナーで使い分け
リアを強くオーバーステアFF、4WD、 天候や路面 、ダートラ、 ジムカーナ

ディファレンシャルギア(デフ)差動装置

LSD

  • LSD( リミテッドスリップディファレンシャル)
    差動制限装置
  • 簡単に一言にまとめると「コーナリングが普段より外へ膨らむ(アンダー)けどトラクション掛かるよ」


目的:立ち上がりのトラクションを上げる

  • グラベルはフロントをターマックよりロックさせる
  • ターマックはグラベルよりフロントをオープンさせる
ロックオープン
フロントコーナー出口でのトラクションが掛かるコーナー進入しやすくなる
コーナー進入が難しくなりトルクステアが強くなる出口でのトラクションが掛からなくなる
センターアンダー オーバー
ブレーキング安定ブレーキング不安定
リアよりトラクションが掛かる高速時の安定感が増す
アンダートラクションが減る

考え方

  1. LSDドライビングロック(多分アクセルオン時)
  2. LSDブレーキングロック(多分アクセルオフ時)
1Way1 アクセルオン時に作用し、扱いやすい。FF車 , 4WDフロント向き
1.5Way1+2 弱 アクセルオン時に作用するだけでなく、オフ時も働く。FR車,4WDリア向き
2Way1+2 アクセルオン、オフ問わず作用し、常時効いている。 FR車,4WDリア向き

LSDプリロード

  • トルク 単位表記: N-m

ダンパー

目的: 車の乗り心地や運動性能を良くすることや、オーバーステアとアンダーステアを調整するため

強い抵抗を構築し、沈み込みの速度のコントロールにもなります。

ダンパー状態荷重移動
ハード硬い荷重移動しにくい
ソフト柔らかい荷重移動しやすい
4Way ダンパー
スローバンプ遅い減衰力低負荷:車体が傾く際の遅い動き (圧側)
ファストバンプ早い減衰力高負荷:路面の凸凹などで生じる (伸側)
バンプゾーンディビジョン効果切り替え圧縮速度による切り替え:指定の速度を超えるとファストバンプが効き以下だと標準が適用される
mps, mp/s( マイル・ペーパー・セカンド )はイギリスの速度単位
1マイル=0.965606km
スローリバウンド制約伸び方向を制約しローリングを制御する
コーナーフロントリア
入口でオーバーバンプ下げる バンプ上げる
入口でアンダー バンプ上げる バンプ下げる
出口でオーバーリバウンドを上げるバンプを上げる
出口でアンダーリバウンドを下げるバンプを下げる
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